【40代女性の病気】胆石で2回入院した経験 ~初回受診日~


眠れないほどの腹痛で受信した病院で、紹介状をもらった翌日。朝イチで、隣町の大病院に向かうことになりました。
点滴の痛み止めのおかげで、この時点では腹痛はなし。

「食べたらまた腹痛がぶり返すのでは…」

という不安で、食欲がわかず。ゼリーやヨーグルトなどで、やり過ごしていました。

肝臓の病気じゃなくて、胆石を疑った理由…

実はこの時点で、私には気にかかることがありました。

 

「これ…、もしかして胆石…?」

 

血液検査の悪かった数値は、すべて肝機能
肝臓の病気ではなくて、胆石かもと自分で疑っていたのです。

 

なぜ、私が胆石と疑問をもったか?

決してブラックジャックを全巻読破したからではありません。(冗談です)

約5年前の健康診断で、肝機能が再検査となり、”腹部超音波”を受けたことがありました。
そのとき検査技師の方に、

「身体を少し動かすと、胆石がコロコロと動いてますね」

と小さめの胆石胆泥の存在を教えてもらっていました。

だいぶ昔は、胆石があれば「即手術」というのが一般的だったようですが。
現在は胆石があっても、すぐに手術にはなりません。
(痛みが伴う”胆石発作”が出たら、切除を検討します)
5年前は痛みがなかったので、「胆石、ありますね」という程度で再検査は無事完了していました。

 

5年の歳月は、長い。
その間にすくすくと、胆石が成長または増えてしまったのかもしれない。

 

「いや、左側の激痛って、膵炎の可能性?」
膵炎はもっと大変だ!

「とにかく大病院で白黒つけてやる!」
という気持ちでした。

初診で悩む”消化器内科”と”消化器外科”の違い


もともと病院嫌いで、通いなれた”かかりつけ医”しか通院したことが有りませんでした。
大病院に行っても、初診を

”消化器内科””消化器外科”

のどちらで受診していいのかわかりません。

かかりつけ医の書いてくれた紹介状に、
「○○病院 消化器内科 様」
と書いてくれたので、なんとか初診受付は無事にクリア。

 

その後、大病院の流れを知ることになるのですが。
まず”消化器内科”で、投薬などの治療で済むのか診察。
開腹・内視鏡など手術の必要があるときに、”消化器外科”に移るという流れだったようです。

 

大病院受診初日に行ったのは、

消化器内科で問診
血液検査
腹部超音波検査
血液検査は、当日に検査結果が出ます。
しかし私の場合”異常値”を出してしまうため、通常に比べて検査結果が出るのが遅いようでした。

異常値が出ると、再検査をする必要があるからです。
(採血してから再度問診の時間が長く、医師からその理由を教えてくれました…)


血液検査結果からは、
胆石の可能性が強い
膵炎の可能性は否定できそう
ということでした。
※事前に問診で、健康診断で胆石有りの話をしました。
問診は聞かれなくても、”自分の今までの状況を正直に話しておく派”です。
医師を信頼してはいるので、正確な診断をしてもらうには患者も協力しないとね。

【大病院・初回受診時】血液検査結果~抜粋~
AST(GOT) 381U/L
ALT(GPT) 415U/L
LD(LDH) 410U/L
ALP 918U/L
γ-GTP 1142U/L
総ビリルビン 1.9mg/dl
直接ビリルビン 0.9mg/dl
CRP 0.82mg/dl

※検査結果で”高値”マークがついていたものを抜粋。

胆石の場合、
・炎症反応
・GOT、GPTなどの肝酵素の上昇
・胆道系酵素(ALP、LAP、γ-GPT)の上昇
が血液検査に出てくるというのですが…。
確かに、今改めて見ると”典型的な胆石症”だったのかも…。

腹部超音波の検査結果は当日出ることはなく、翌々日の再診時にさらなる説明を受けることとなりました。

 

「消化器外科に、移らずに済まないかな~」

この時の私は、これだけを考えていました。